もったいなくて捨てられない~だから着物をリメイクしてます

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「断舎離」と「もったいない」 わたしの中でのせめぎあい。

こと着物となると、元持ち主(祖母や母)の思い出まで捨ててしまうようで、そのままポイという気にはなれないのです。

 

そこで 気が向くとリメイクをしてみるのです。

うまく変身させられると、やっと元持ち主にご勘弁いただけるような気がします。

まだまだリメイク待ちの着物がひしめいてますが、そんなリメイク済みのものを少しづつアップしていきますね。

ブローチ

ブローチです。数年前に作ったものです。

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袋から出してみますね

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作りかけがありました

綿を丸めてくくり、その隣にまた綿を丸めて詰めてくくり

そうやってつくっていきます。

縮緬(ちりめん)なんですよね。

何の着物 表着なのか 内着なのか わかりません。

明治時代のものだとおもいます。

絵柄からして、おめでたい場所で着るものではないでしょうか?

ちりめんのふわっとしたやわらかさと淡い色合いに魅せられて

何かにしたいとおもって作ったものです。

これは身内にいくつか作ってあげて、 在りし日をしのいでもらいました。

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裏側の始末のしかたは お粗末なものです。

おはずかしいですが・・・

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告別式用 黒バッグ

母の道行(みちゆき)コートをリメイクしました。

地模様はベーズリー柄ですね。

コサージも 共布で作りました。

寸法は 夏の既成品のレースのバッグを持っていたので

それを参考にしました。

実は これもぜんぶ手縫い 返し縫いしてます。 

着物地の場合は手縫いのほうが風合いを殺さず、いいような気がします。

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真黒でよくわかりませんね。

 

色目を少し変えました

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これは妹にも作ってあげました。

 

こうして切り刻んで、リメイクすると、

これもひとつの断舎離ではないかなぁ・・・・と一人合点しています。

 

ブローチは 他にも洋服に合いそうな生地で数点つくり、

皆あげてしまって、手元にあるのはこの1点でした。

 

ではでは また 次なるリメイク お楽しみに