薹(トウ)が立ってもふきのとうはフキノトウ
薹(とう)とは、蕗の薹というように、アブラナ科などの花をつける茎「花茎」のことで、若い盛りを過ぎ、薹が伸びると硬くなるのを「薹が立つ」といいます。
女性の人生に比喩されたのはもう死語でしょうか。
が、じぇりびんずが軽井沢で出会った蕗の薹は薹が立っても軟かかかったので、無駄なく使わせていただき、時折の楽しみに冷凍もしました。
去年までは、冷凍保存できるなんて知りませんでしたが、クックパッドなど、ネット情報のおかげです。
蕗味噌しか作らなかったのが、一気にレパートリーが増えましたよ。
冷凍保存法と数種のレシピをご紹介
1 土や枯葉などをきれいにおとして、洗っておく
2 お湯を沸かして、沸騰したら 塩を人さじ入れ、1分ほど湯通しする。
山菜の多くは、重曹をすこし入れてアクをとるが、ふきのとうは、香りが好きなので、重曹は入れない。
あくまでも 湯通しである。
3 冷たい水にはなし、粗熱をとり、色止めをし、かたく絞る
このとき 一個ずつではなく、数個まとめてしぼる。
4 冷凍する分は、そのまま平面に並べるようにフリーザーパックに入れて密封し、すぐに冷凍庫にいれる。
こうすると、使うときに塊ごとに取り出しやすい。
ふきのとうを使ったレシピ
1 アクが出てしまったような部分はふきみそにするとよい。
材料
ふきのとう・・・・こまかく刻んでおく
みそ ・・・・適量
砂糖 ・・・・適量
油 ・・・・サラダ油 大匙1
※ あくまで各自の好みの分量
油とみそで炒めることで苦みがおさえられ、白いご飯と相性抜群の一品
冷凍したものも、フキ味噌に向いている
2 フキノトウのばらずし
3~4人分
ふきのとう・・・・3~4こ
ぱぷりか ・・・・4分の1(にんじんのかわり)
しらす干し・・・・おおさじ2~3
すし酢 ・・・・適量
作り方
① ふきのとうはこまかく刻む かざりに花の部分を少々のこしておく
② パプリカは生でもよく、にんじんは加熱し、ふきのとうと同じおおきさに刻む
③ ごはんは熱いうちに 材料を全部入れて軽く混ぜ、すし酢を合わせる
2 ふきのとう入り冷製パスタ
<材料 2人分>
パスタ・・・・2人分
玉ねぎ・・・・中1個
ふきのとう・・・2~3個
生ハム・・・・・2~3枚
オリーブオイル・・・少々
市販のお好みのドレッシングまたは手作りドレッシング
<作り方>
パスタ・・・・・・塩とオリーブオイルを少々入れて好みの硬さに茹でて、冷ます。
ふきのとう・・・・小口切り
玉ねぎ・・・・・・うすくスライス
生ハム・・・・・・適当な大きさにきざむ
あとは、お好みドレッシング・手作りドレッシングなどでパスタ、具材ともに合えて、味をなじませる
3 いかの塩麹漬けとふきのとうのご飯
<材料>
ふきのとう・・・・1~2本
イカの塩麹漬け・・・・なるべく薄味のもの適量
白いご飯
<作り方>
ご飯があついうちに、ふきのとうの小口切りとイカの塩麹漬けを合える
↑おいしかったので、写真撮り忘れ、大方食べてしまってからの撮影↑
4 王道 フキノトウのてんぷら
ふきのとうのてんぷらは最高ですね。
↑ これも写真撮り忘れ、無料フォトACから拝借
まとめ
まだまだ レシピは開発したいところです。
冷凍したふきのとうは、温パスタにも利用したいと思います。
4月初旬に収穫したのですが、記事にするのが遅くなりました。来シーズンの参考に・・・
たくさん手に入ったら、 冷凍がおすすめです。