山蕗(やまぶき)シーズン到来~今年も「ふきの葉寿司」作ったよ!!
先日、山蕗が採れ頃・・と、田舎にいきましたが、見事的中、やわらかい山蕗がたくさん採れました。
ほぼ9割の方が捨てるであろう蕗の葉っぱが欲しかったのです。
さあ 蕗の葉で何を作ったと思います? まさか 傘には小さすぎますよね。
実は、お寿司です。柿の葉寿司ではなく、フキの葉寿司です。
ふきのとうは食べても、蕗(茎の部分)を食べる人はぐんと少ないと思います。
料理するのが、大変だからです。
では、その先の傘のような葉っぱの部分は?
捨てるものだと思ってる人がほとんどではないでしょうか?
私も最初は捨ててました。
でも わが猫の額ほどの庭に蕗ができると、茎だけ使うとほんのひとにぎり!
捨てる葉っぱの部分のほうがだんぜん多い。
なんだか もったいないな・・・と思って 葉っぱも佃煮にするようになりました。
これは結構珍味です。
それから、その葉っぱを姿煮にして、柿の葉寿司みたいにバッテラ寿司に包んだらおいしいかも・・・
去年作ったら、皆に(内輪ですが)大好評でしたので、今年も頑張ることに・・
この発想は長野県で、野沢菜漬けを海苔の代わりにおにぎりに包む郷土料理があることにヒントを得ました。
やはり、栽培用の蕗より、山菜の蕗のほうがだんぜんやわらかいです。
頑張って採ってきたのですが・・・・あと処理が大変
いつも そうなんですよね。
エイヤーッ!! やっつけよう!!
気合を入れないと やれません。
蕗の葉っぱの処理~調理
① 茎と切り離す。その際、葉の付け根をすこし付けて切る
こうすることで 破れるのを防ぐ
② 裏表をそっと洗う
洗ったら、きれいにそろえて重ねる
③ なべにたっぷりの湯を沸かし、アクだし用に重曹を入れ、
重ねたまま葉を入れて茹でる。
真黒な色が出てくる
好みのやわらかさになるまで茹でる
④ 好みのやわらかさになったら、引き上げて、水の入ったボールに入れる
引き上げるときも、重ねた葉をくずさないようにする
水の色が変わったら、きれいな水に変える。
この作業を何回も繰り返し、茶色い色が出なくなるまで繰り返す。
最後に葉を噛んでみて、味がえぐくなく、程よい苦みだったら、
次の味付けにうつる
⑤ 味付け
なべに葉がひたひたにかぶる程度水を入れ、
だし醤油、みりん 酒 好みで砂糖も少々入れて、薄味に調整する。
煮含める時間はそう長くなくてよい 煮沸消毒程度でよい
⑥ 深皿か葉の入る器に入れ、冷まし、この間に葉に味がしみこむ
蕗の葉寿司の作り方
① ご飯を一口大に握って、サバの酢〆をそぎ切りにしたものを乗せておく
このみで山椒をのせてもよい
わたしはごはんに酢の味はつけてません。サバの酢で十分です
② 蕗の葉で包む
このとき 葉の柄の部分は切り落とす
大きな葉は半分に切ってもよい。また 小さい葉は2枚ずらして重ねて使う
③ できあがり
まとめ
とっても大変な手間がかかる料理ですが、おにぎりなどに巻いても、白いご飯にのせてごはんを巻いて食べてもいいと思います。
柿の葉寿司や笹寿司は外側はたべられませんが、蕗の葉だったら、まるごといただけます。
もし 葉っぱをくずさずに煮るのが大変だったら、型崩れしても大丈夫、刻んで佃煮にしちゃえばいいと思います。
わたしはこのような大変な料理は、実は点稼ぎの料理でもあります(笑)
ですから、点稼ぎできるときは、がんばろう!! って 腹黒い魂胆ですわ
ではでは 最後までみてくださった方 ありがとうございました。
大変だけど 点稼ぎしたい方は どうぞ おためしを・・・